[4008]住友精化をパティシエが分析!紙おむつの吸水材で世界トップクラス・PBR0.8倍の超割安高配当化学株[2026/4/6]

パティシエが分析する。住友精化4008の株価チャートと業績分析のイメージ。 物色!個別銘柄

どんな会社???

赤ちゃんの紙おむつが水をぐんぐん吸収するのはなぜ?その答えがここにあります!
[4008]住友精化は吸水性樹脂で世界トップクラスのシェアを持つ化学メーカー。PBR0.6倍台という超割安水準で放置されている隠れ優良株です!

時価総額

約871億円(東証プライム上場)

住友精化株式会社は、大阪市中央区に本社を置く住友化学グループの化学メーカーです。兵庫県播磨町に主要生産拠点を持ちます。

主な事業は2本柱:

  • 吸水性樹脂事業…紙おむつ・生理用品・ペットシーツなどに使われる「高吸水性ポリマー(SAP)」の製造・販売。世界市場でトップクラスのシェアを誇り、住友精化の収益の中心。新興国の衛生用品普及に伴い需要拡大が続く成長市場
  • 機能マテリアル事業…水溶性ポリマー・エマルジョン・医薬品・電子材料向け特殊ガス(エレクトロニクスガス)など高付加価値製品群。半導体製造向けの特殊ガスも手がける

「赤ちゃんが増える国ほど売れる」吸水性樹脂は、新興国の人口増・衛生意識向上を背景に長期的な需要拡大が見込まれる戦略製品です。


株価 配当金 「化学」セクター

項目数値
株価約1249円
配当金(2025.03実績)40円
配当金(2026.03予想)44円
セクター化学

※2026年4月1日に1株→5株の株式分割実施済み。全数値は分割後調整済み。


配当利回り 配当支払い月

項目数値
配当利回り(2026.03予想)約3.5%
配当支払い月6月・12月

さらにQUOカード1,000円分の株主優待(100株以上・半年以上継続保有)もあり、実質利回りはさらにアップ!


売り上げ推移

決算期売上高
2022.03約1,270億円
2023.031,430億円
2024.031,430億円
2025.031,476億円
2026.03(予)1,480億円

横ばいに見えますが、吸水性樹脂の販売量は堅調に推移。売上よりも利益率の改善に注目です。


利益推移

決算期営業利益純利益
2023.03105億円86億円
2024.0395億円62億円
2025.03107億円60億円
2026.03(予)150億円70億円

2026.03予想の営業利益は前期比+40%の150億円と大幅増益見込み!原材料コストの落ち着きと吸水性樹脂の市況回復が背景です。


EPS(1株当たり純利益)

※分割後調整済み

決算期EPS
2023.03127.4円
2024.0391.8円
2025.0390.1円
2026.03(予)108.2円

2026.03予想ではEPSが108円台に回復。配当44円に対して余裕があり、増配余地も十分です。


ROE(自己資本当期純利益率)

決算期ROE
2024.036.79%
2025.036.30%
2026.03(予)7.00%

まだ一桁前半ですが、2026.03予想では改善の兆し。中期経営計画で総還元性向3ヵ年平均50%以上を掲げており、自社株買いも活用しながら資本効率向上を目指しています。


PER & PBR

指標数値
PER約11.5倍
PBR約0.84倍

PBR0.84倍!! これは相当な割安水準です。PERもわずか11.5倍と、業績回復局面では見直し買いが入りやすい水準。吸水性樹脂の世界トップ企業がこの評価は「宝の持ち腐れ」感すらあります。


総資産 & 純資産

決算期総資産純資産
2023.031,267億円867億円
2024.031,363億円951億円
2025.031,415億円943億円

純資産900億円超に対して時価総額871億円という、純資産より株価が低い異常な割安状態です。


自己資本比率

決算期自己資本比率
2023.0368.4%
2024.0369.7%
2025.0366.6%

66〜70%台で安定。化学メーカーとして非常に優秀な財務水準です。


有利子負債

決算期有利子負債倍率
2023.030.15倍
2024.030.12倍
2025.030.19倍

有利子負債は約189億円程度と極めて小さい水準。ほぼ無借金経営に近く、財務の安全性は抜群です。


1株配当推移

※2026年4月1日 1:5株式分割実施。以下はすべて分割後調整済み

年度中間期末合計
2016.031.5円1.5円3円
2017.031.5円7.5円9円
2018.0310円10円20円
2019.0310円10円20円
2020.0310円10円20円
2021.0310円10円20円
2022.0312円12円24円
2023.0320円20円40円
2024.0320円20円40円
2025.0320円20円40円
2026.03(予)22円22円44円 ← 増配!

2016年の3円(分割後)から2026.03予想44円と10年で約15倍の大増配!2023年に一気に40円へ引き上げてから安定キープし、2026.03でさらに増配予定です。


配当利回りの推移

年度配当利回り(参考)
2023.03約4.6%
2024.03約3.9%
2025.03約4.0%
2026.03(予)約3.7%

株価が低迷している分、配当利回りは高水準をキープ。PBR0.8倍の割安放置株ならではの高利回りです。


配当性向

決算期配当性向
2023.0331.4%
2024.0343.6%
2025.0344.4%
2026.03(予)約40.7%

配当性向は40〜45%台で推移。中期経営計画の総還元性向50%以上の方針のもと、自社株買いと組み合わせながら株主還元を強化しています。


自社株買い

中期経営計画(〜2025年度)において自社株買いを機動的に実施する方針を明示。配当と自社株買いを合わせた総還元性向3ヵ年平均50%以上を目標に掲げており、積極的な株主還元姿勢が続いています。


今まで買ったことある?

2024年4月 4970円で購入。2026年4月1日5分の1で株式分割。2月の決算で増配もあり、大幅に株価が上昇したものの、3月の頭から下降トレンド。今のところまだ「めっちゃおいしい」利回りとは言いかねるが、もう少し下がるなら買いか!? 結論あり。

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