[4041]日本曹達をパティシエが分析!農薬・化学素材の総合メーカーは連続増配&高自己資本比率の化学高配当株[2026/4/5]

パティシエが分析する。日本曹達4041の株価チャートと業績分析のイメージ。 物色!個別銘柄

どんな会社???

農薬から工業用化学品まで、縁の下の力持ちが揃う日本曹達! 1920年創業の老舗化学メーカーで、時価総額2,100億円超。増配を続けながら財務も磐石な実力派銘柄です!


時価総額

約2,112億円(東証プライム上場)

日本曹達株式会社は、東京都千代田区に本社を置く総合化学メーカーです。創業100年超の老舗で、化学素材から農業まで幅広いセグメントを持ちます。

主な事業セグメント:

  • ケミカルマテリアル事業…工業用化学品(過酸化水素・クロル系製品・精密化学品など)の製造・販売。電子材料・医薬中間体など高付加価値品も展開
  • アグリビジネス事業…農薬(殺菌剤・除草剤・殺虫剤)の開発・製造・販売。国内外で独自の農薬ブランドを持つ
  • トレーディング&ロジスティクス事業…化学品の販売・物流サービス
  • エンジニアリング事業…化学プラントの設計・建設
  • エコソリューション事業…リサイクル・環境関連事業

「地味だけど必ず必要とされる」化学素材と農薬を両輪に持つ安定型のビジネスモデルです。


株価 配当金 「化学」セクター

項目数値
株価約3,615円
配当金(2025.03実績)140円
配当金(2026.03予想)140円
セクター化学

※2024年10月1日に1株→2株の株式分割を実施。全数値は分割後調整済み。


配当利回り 配当支払い月

項目数値
配当利回り(2026.03予想)約3.87%
配当支払い月12月・6月

売り上げ推移

決算期売上高
2022.031,525億円
2023.031,728億円
2024.031,544億円
2025.031,552億円
2026.03(予)1,510億円

2023.03に大きく伸びた後はやや踊り場。素材・化学系は市況の影響を受けやすく、原料コストや製品価格の変動が売上に直結します。


利益推移

決算期営業利益純利益
2022.03119億円127億円
2023.03169億円167億円
2024.03139億円166億円
2025.03161億円150億円
2026.03(予)146億円170億円

純利益は2026.03予想で過去最高水準を更新見込み。営業利益よりも純利益が高い年があるのは、持分法投資利益など営業外収益の貢献が大きいためです。


EPS(1株当たり純利益)

※分割後調整済み

決算期EPS
2022.03227.2円
2023.03299.4円
2024.03298.7円
2025.03272.6円
2026.03(予)317.2円

2026.03予想ではEPS317円と過去最高更新の見込み。配当140円に対し十分な余裕があります。


ROE(自己資本当期純利益率)

決算期ROE
2024.039.30%
2025.038.01%
2026.03(予)8.63%

中期経営計画でROE10%達成を目標に掲げています。着実に改善中で、目標達成が視野に入っています。


PER & PBR

指標数値
PER約11.4倍
PBR約0.98倍

PBR1倍割れ目前! PERも11倍台と割安水準。業績回復+増配が続けば株価の見直し余地があります。


総資産 & 純資産

決算期総資産純資産
2023.032,514億円1,691億円
2024.032,905億円1,880億円
2025.032,881億円1,866億円

総資産2,800億円超の中堅化学大手。純資産も1,800億円超と分厚い財務基盤を持ちます。


自己資本比率

決算期自己資本比率
2023.0367.3%
2024.0364.7%
2025.0364.8%

60%超えを安定キープ! 化学メーカーとして設備投資が必要な業種ながら、高い自己資本比率を維持しており財務の安全性は高水準です。


有利子負債

決算期有利子負債倍率
2023.030.19倍
2024.030.26倍
2025.030.27倍

有利子負債は約500億円程度と管理された水準。倍率は上昇傾向ですが、設備投資拡大に伴うもので財務安全性に問題のあるレベルではありません。


1株配当推移

※2024年10月1日 1:2株式分割実施。以下はすべて分割後調整済み

年度中間期末合計
2020.0315円25円40円
2021.0320円35円55円
2022.0328円63円90円
2023.0345円75円120円
2024.0360円60円120円
2025.0370円70円140円 ※株式分割
2026.03(予)70円70円140円

2020年の40円から2025年の140円へ、5年で3.5倍の大幅増配!連続増配の実績が光ります。


配当利回りの推移

年度配当利回り(参考)
2023.03約5.3%
2024.03約4.5%
2025.03約4.1%
2026.03(予)約3.9%

かつては5%超えの超高利回り局面もありました。株価上昇に伴い利回りはやや低下傾向ですが、それでも約4%前後は十分な高水準です。


配当性向

決算期配当性向
2022.0339.6%
2023.0340.1%
2024.0340.2%
2025.0351.4%
2026.03(予)約44.1%

長年40%前後で安定していた配当性向が2025.03は51%へ上昇。利益がやや落ち込んだ中でも増配を貫いた結果ですが、2026.03は利益回復とともに44%台に戻る見込みです。


自社株買い

現時点では大規模な自社株買いの発表は確認されていません。株主還元は連続増配を中心とした方針で、中期経営計画ではROE10%達成を通じた企業価値向上を掲げています。


今まで買ったことある?

2023年11月5200円で購入。2024年11月2分の1で株式分割。中期計画でROE 10%を目指しながら、PER PBRともに割安水準。配当利回りを眺めても総じて魅力的な銘柄。欲をいうなら4%の利回りになった頃合いに購入したい。結論あり。 常に監視すべき銘柄。

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