[1488]iFreeETF東証REITをパティシエが分析!3・9月大額分配・利回り4.63%の大和AM運用J-REITインデックス[2026/6/26]

パティシエが分析するIF東証リート1488の株価チャートと業績分析のイメージ。 物色!個別銘柄

年金代わりの投資術

高配当株投資をする理由として、ここから少しずつ有料銘柄を揃え、何がしたいかって言うと「老後対策」年金だけじゃちょっと足りないよね?って思う時に、こういう毎月もらえるちょっとした配当金があると心のようにもなります。今回紹介するの以前と合わせて3兄弟の1つ。

iFreeETF 東証REIT指数(1488)は、大和アセットマネジメントが運用する東証上場のJ-REIT ETFです。同じ東証REIT指数に連動する1343(NF J-REIT)と比べて分配基準日が異なり、3月・9月に大きな分配が来るのが特徴です。今回はこのETFをパティシエ目線で分析してみます。

三兄弟の一つNF J-REIT

これも三兄弟のOne ETF東証REIT

どんなETF?

iFreeETF 東証REIT指数(1488)は、東証REIT指数(配当込み)への連動を目指すJ-REIT専門ETFです。大和アセットマネジメントが運用し、2016年10月に上場しました。

国内に上場するJ-REIT全銘柄(約61銘柄)に時価総額加重で一括投資できます。1343(NF J-REIT)と同じ指数・同じ信託報酬(年0.1705%)で運用されており、長期的なパフォーマンスはほぼ同等です。

最大の特徴は分配基準日が毎年3月・6月・9月・12月の4日であること。多くのJ-REITが1月・7月決算で2〜3月・8〜9月に分配金を支払うため、1488の3月・9月分配が大きくなる一方、6月・12月は小額になるという不均等なパターンが生じます。

純資産総額は約2,510億円(2026年6月時点)。1343(5,076億円)と比べると半分程度の規模ですが、J-REIT ETFとしては十分な流動性を持ちます。分配金利回りは4.63%(直近12ヶ月実績)と高水準です。

純資産総額(AUM)

純資産総額は約2,509.56億円(2026年6月19日時点)。2016年上場からの約10年で着実に純資産を積み上げてきました。1343(NF J-REIT)の約半分の規模ながら、J-REIT ETFの中では上位クラスの規模です。純資産総額はJ-REIT市場の動向に連動して変動します。

価格・分配金・ファンド情報

項目内容
市場価格(2026年6月19日)1,830円/口
基準価額NAV(同日)1,829.14円/口
年間分配金(2025年度実績)85.00円/口
信託報酬(税込)年0.1705%
ベンチマーク東証REIT指数(配当込み)
分配基準日毎年3・6・9・12月の4日(年4回)
上場市場東京証券取引所
上場日2016年10月25日
運用会社大和アセットマネジメント

分配金利回り・分配支払い月

分配金利回りは4.63%(直近12ヶ月実績、2026年6月時点)。分配基準日は毎年3・6・9・12月の4日で、支払開始日は権利確定日の約5〜6週間後となります(例:3月4日→4月10日頃)。

注目点は分配金の不均等さです。3月・9月の分配が大きく(29〜32円)、6月・12月の分配が小さい(12〜14円)という特性があります。3月基準日の分配は4月に入金されるため、年度初めの大きな収入として活用しやすいというメリットがあります。一方、毎月均等な収入を期待する投資家には不向きな点も正直にお伝えします。

純資産総額(AUM)推移

iFreeETF東証REITの純資産総額は市場価格と連動して変動します。東証REIT指数が大幅上昇した2021年(+16%)・2025年(+22%)はAUMも増加し、下落した2020年・2022年・2024年はAUMも減少しました。2016年上場時から一貫して純資産を積み上げており、現在の2,510億円は上場以来最高水準圏にあります。

基準価額(NAV)・価格推移

年度年末市場価格年間騰落率
2019年2,203円
2020年1,834円-16.8%
2021年2,131円+16.2%
2022年1,951円-8.5%
2023年1,867円-4.3%
2024年1,715円-8.1%
2025年2,085円+21.6%
2026年(6月)1,830円

価格推移は1343(NF J-REIT)とほぼ同じパターンを示します。同じ東証REIT指数に連動しているため当然の結果です。2020年コロナショック・2022〜2024年金利正常化局面で下落し、2019年・2021年・2025年に大幅上昇。2025年末の2,085円から2026年6月は1,830円と約12%調整しています。

1口当たり分配金推移

年度年間分配金(1口当たり)前年比
2019年66.50円
2020年71.90円+8.1% ←コロナ禍でも増加
2021年68.30円-5.0%
2022年70.10円+2.6%
2023年74.10円+5.7%
2024年77.00円+3.9%
2025年85.00円+10.4%
2026年(直近12ヶ月)約88.0円

分配金は全体的に増加傾向です。2021年のみわずかに減少しましたが、コロナ禍の2020年も前年を上回る分配を実施しています。J-REIT各社の不動産賃料収入が安定しているためで、価格下落局面でも分配金は底堅く推移します。2025年は前年比+10.4%と大幅増加し、直近12ヶ月では約88円に達しています。

信託報酬・総経費率

コスト項目税込年率
信託報酬0.1705%

信託報酬0.1705%(税込)は1343(NF J-REIT)と同水準の低コストです。100万円投資した場合の年間コストは約1,705円。J-REIT ETF同士ではコスト差がほぼなく、ETF選択の判断軸は「分配タイミング」「流動性」「純資産規模」となります。長期保有前提であれば、コスト面でデメリットはほとんどありません。

NAVと市場価格の乖離

項目数値
市場価格(2026年6月19日終値)1,830円
基準価額NAV(同日)1,829.14円
乖離率(プレミアム)+0.05%

市場価格はNAVとほぼ等価で取引されています。乖離率はわずか+0.05%と誤差の範囲内。ETFの純資産規模が2,500億円超あるため裁定取引が機能しており、極端な割高・割安は生じにくい状況です。なお1343と比べてNAVの絶対値が異なるのは(1343が約1,911円、1488が約1,829円)、上場時期が違うためで運用成績の差ではありません。

主要組入銘柄

iFreeETF東証REITは東証REIT指数を構成する国内全J-REIT銘柄(約61銘柄)を時価総額加重方式で組み入れています。1343(NF J-REIT)と同じ指数に連動しているため、組入銘柄の構成はほぼ同一です。

上位組入銘柄は日本ビルファンド投資法人(オフィス)、ジャパンリアルエステイト投資法人(オフィス)、GLP投資法人(物流)、プロロジスリート投資法人(物流)、日本都市ファンド投資法人(複合型)などが中心です。最新の組入銘柄・比率は大和AMの公式サイトをご確認ください。

セクター構成

セクター構成比(概算)
複合型(総合型)約35%
物流約22%
オフィス約20%
商業施設約10%
住宅約8%
ホテル・その他約5%

セクター構成も1343(NF J-REIT)と同一です。同じ東証REIT指数に連動しているため、どちらのETFを選んでもJ-REIT市場全体への分散投資が実現できます。物流・オフィス・複合型の3セクターで全体の約77%を占めます。

J-REIT投資のリスク要因

J-REIT ETFへの投資では長期金利上昇リスクが最大の懸念です。金利上昇はJ-REITの借入コスト上昇・割引率上昇に直結し、NAVを押し下げます。2022〜2024年の日本の金利正常化局面でJ-REIT指数は約13%下落しました。

その他、不動産市況リスク(空室率上昇・賃料下落)・災害リスクもあります。ただし指数連動ETFは約61銘柄への分散投資により個別リスクが軽減されます。ETFなら個別REIT選択のリスクを取らずにJ-REIT市場全体に投資できる点が最大の強みです。

四半期別分配金

権利確定日分配金支払開始日
2024年9月26.0円2024年10月11日
2024年12月12.0円2025年1月10日
2025年3月30.0円2025年4月11日
2025年6月13.0円2025年7月11日
2025年9月29.0円2025年10月10日
2025年12月13.0円2026年1月9日
2026年3月32.0円2026年4月10日
2026年6月14.0円2026年7月13日

1488の最大の特徴は分配金の不均等さです。3月・9月分配が大きく(29〜32円)、6月・12月分配が小さい(12〜14円)というパターンが明確に現れています。これはJ-REITの決算サイクルに起因するもので、1月・7月決算のJ-REITが多いため、3月・9月のETF決算に多くの分配金が集中します。3月基準日(4月支払い)は確定申告後の資金として活用しやすく、9月(10月支払い)は秋の大型出費に対応しやすいというメリットもあります。

分配金利回りの推移

年度年間分配金分配金利回り(概算)
2019年66.50円約3.6%
2020年71.90円約3.2%
2021年68.30円約3.7%
2022年70.10円約3.3%
2023年74.10円約3.8%
2024年77.00円約4.1%
2025年85.00円約5.0%
2026年(直近12ヶ月)約88.0円4.63%

分配金利回りは市場価格の変動と分配金増減の両方に左右されます。2024〜2025年は価格低迷と分配金増加が重なり利回りが急上昇。現在の4.63%はここ数年で最も高い水準です。1343(4.84%)より若干低いのは、1343の方が直近12ヶ月の分配金水準が高いためです(指数は同一ながら分配タイミングの差による)。

分配金の安定性

年度年間分配金前年比
2019年66.50円
2020年71.90円+8.1% ←コロナ禍でも増加
2021年68.30円-5.0%
2022年70.10円+2.6%
2023年74.10円+5.7%
2024年77.00円+3.9%
2025年85.00円+10.4%

2021年のみ減少したものの、全体として安定的な増加傾向です。1343と同様に、J-REIT各社の賃料収入を原資とするため価格下落局面でも分配金は底堅く維持されています。将来の分配金は保証されませんが、J-REIT市場全体として不動産賃料収入が安定している限り、大幅な分配金削減は想定しにくいです。

1343(NF J-REIT)との比較

項目1488(本ETF)1343(NF J-REIT)
運用会社大和AM野村AM
信託報酬(税込)0.1705%0.1705%
純資産総額約2,510億円約5,076億円
分配基準日3・6・9・12月2・5・8・11月
分配パターン3月・9月が大額比較的均等
分配金利回り4.63%4.84%
上場日2016年10月2008年9月

同じ指数・同じコストで運用しているため、長期パフォーマンスはほぼ同等です。選択のポイントは分配タイミングと流動性。3月・9月に大きな分配収入を得たい方、あるいは1343と組み合わせて偶数月も分配を受け取りたい方には1488が有効です。純資産規模・流動性は1343が優位ですが、1488も十分な流動性があります。

まとめ

高配当株投資をする上で大切なのは、安定した配当金をもらうこと。そんな中で不動産系のこういったよく分散されたこういったETFを選ぶのは、とても妥当なことだと思います。結局のところ不動産と言うのは最も古くからあるお商売の1つで決してなくなる事は無い。そしてそういった業種の分散されたこういった銘柄は、安定した配当金を得るための手段としてはとても売りになっている。ただ以前にも何度も言っている通り、今のところ資産の最大化がまだ目的として大きいので、こういったあんまり金額的に増えていかない銘柄と言うのは、今のところは少ししか持っていない。でも徐々にチャンスを見極めながら少しずつ増やしていきたいと思っています。今がまたその頃合いになってきているのかも?

※本記事は情報提供を目的としたものであり、投資を推奨するものではありません。記載されている情報は執筆時点のものであり、その後変更される場合があります。投資判断はご自身の責任において行っていただきますようお願いいたします。

Sources:
・https://www.daiwa-am.co.jp/etf/funds/3511/
・https://haitoukabu.com/etf/1488.html
・https://kabuhai-db.jp/jpetf/1488/

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