[4042]東ソーをパティシエが分析!塩ビ・ウレタン国内最大手の化学メーカーは100円配当の高利回り株[2026/4/5]

パティシエが分析する東ソー4042の株価チャートと容積分析のイメージ。 物色!個別銘柄

どんな会社???

塩化ビニール、ウレタン材料、シリカ……私たちの生活を陰で支える化学素材の巨人!
[4042]東ソーは時価総額7,600億円超、売上1兆円を誇る化学大手の高配当株です!

時価総額

約7,602億円(東証プライム上場)

どんな会社?

東ソー株式会社は、山口県周南市に主要拠点を置く総合化学メーカーです。1935年創業の老舗で、素材から機能製品まで幅広く手がけます。

主な事業セグメント:

  • クロル・アルカリ事業…塩化ビニール(塩ビ)や苛性ソーダの国内最大手。建材・水道管・電線被覆など生活インフラに不可欠な素材
  • 機能商品事業…ウレタン材料(自動車・断熱材)、高機能シリカ(タイヤ向け)、バイオサイエンス(医薬品・診断薬用)などの高付加価値製品群
  • 石油化学事業…エチレンや各種石化製品の製造

「地味だけど世の中に絶対必要な素材をつくる」企業で、景気の波には左右されながらも安定的なキャッシュフローを生み出す構造を持っています。


株価 配当金 「化学」セクター

項目数値
株価約2,338.5円
配当金(2025.03実績)100円
配当金(2026.03予想)100円
セクター化学

配当利回り 配当支払い月

項目数値
配当利回り(2026.03予想)約4.28%
配当支払い月6月12月

売り上げ推移

決算期売上高
2022.03約9,500億円
2023.031兆643億円
2024.031兆056億円
2025.031兆633億円
2026.03(予)1兆100億円

1兆円の売上を安定的に維持。ただし資源・エネルギーコストや市況の影響で年度間に波があります。


利益推移

決算期営業利益純利益
2022.03約1,088億円約678億円
2023.03746億円503億円
2024.03798億円573億円
2025.03989億円580億円
2026.03(予)900億円300億円 ← 要注目!

2025.03は営業利益が約1,000億円に迫る好決算でした。ただし2026.03予想では純利益が前期比約48%減の300億円と大幅減益見込み。原材料価格の高止まりや市況悪化が響く見通しです。一過性要因か継続リスクかは引き続き注目が必要です。


EPS(1株当たり純利益)

決算期EPS
2023.03158.1円
2024.03180.1円
2025.03182.1円
2026.03(予)97.4円

2026.03予想のEPSは大幅に落ち込む見通し。配当100円に対しEPSが97円台となるため、配当性向が100%を超える計算になります(後述)。


ROE(自己資本当期純利益率)

決算期ROE
2024.037.48%
2025.037.15%
2026.03(予)約3.73%

2025.03は7%台を維持しましたが、2026.03予想では利益急減の影響で約4%に低下見込み。中期的な回復力がポイントです。


PER & PBR

指標数値
PER約24.0倍
PBR約0.90倍

PBRは1倍割れで割安感あり。ただしPERは一時的な利益減の影響で高めに見えます。業績が回復すれば割安感が強まる局面が来るかもしれません。


総資産 & 純資産

決算期総資産純資産
2023.03約1兆2,500億円約7,700億円
2024.03約1兆2,800億円約7,900億円
2025.03約1兆3,400億円約8,400億円

総資産1兆円超の大企業。純資産も8,000億円超と分厚い財務基盤を持ちます。


自己資本比率

決算期自己資本比率
2023.0361.9%
2024.0361.6%
2025.0362.3%

化学大手としては60%超えは優秀な水準。大型設備を持つ重厚長大産業でこの自己資本比率は健全さの証です。


有利子負債

約1,791億円

総資産1兆3,000億円超に対し有利子負債1,791億円は管理された水準。化学メーカーは設備投資が重いですが、借入依存度は低く抑えられています。


1株配当推移

年度1株配当
2016.0328円
2017.0348円
2018.0356円
2019.0356円
2020.0356円
2021.0360円
2022.0380円
2023.0380円
2024.0385円
2025.03100円
2026.03(予)100円

2016年の28円から2025年に100円と約3.5倍に増配!急ピッチな増配が続いており、株主還元への強い意志が感じられます。2026.03は利益減でも100円を維持する方針で、配当の安定性を重視する姿勢が伝わってきます。


配当性向

決算期配当性向
2023.0350.6%
2024.0347.2%
2025.0354.9%
2026.03(予)約103%(要注意!)

2026.03予想は純利益を上回る配当を支払う配当性向100%超えの見込みです。短期的には内部留保を取り崩す形になりますが、中期経営計画では「総還元性向50%、配当性向50%未満なら自社株買いで補完」という方針を掲げており、業績回復が大前提です。


自社株買い

積極実施中! 中期経営計画(最終年度2028年3月期)において、3年間で500億円の自社株取得を計画。配当性向が50%を下回る場合は自社株買いで総還元性向50%を目指す方針です。EPSの底上げと株価サポートの両面で株主に恩恵をもたらします。

今まで買ったことある?

2023年5月に購入。当時1641円。2020年コロナ以降順調に右肩上がりを続けている中。現在決算が下方修正等芳しくなかったこともあり、株価が大幅に下落。この銘柄が配当利回り4.28%はめちゃくちゃいい!とは、過去を見る限り言いづらいが、十分に魅力的な価格にある。

結論あり!高配当始める方にはお勧めかも。

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