10,000円を超えて
買いづらいw。去年など近い時期に1万円を割るところまで、落ちていたので、購入を考えていましたが、やはり資金力の乏しい個人投資家としては、株価が10,000円近くだと買いづらい・・・。1銘柄100万突っ込むのは・・・って。コロナ明けからずっと見ていましたが、6000円〜7000円とか買いづらい〜ってまま今日できてしまいました。配当利回り4.91%はかなり魅力的。いずれ・・・
どんな会社???
作業服・ユニフォームを作る老舗メーカーです。1924年創業で今年で102年目。自己資本比率90%超・実質無借金という盤石な財務を誇りながら、長年4〜6%台の高配当を維持し続けている地味で手堅い銘柄です。
我々も白衣🥼にパンツ🩳などお世話になってます😉
時価総額
約293億円(東証スタンダード)
300億円を下回る小型株。知名度は決して高くありませんが、「作業着といえば自重堂」という現場の根強いブランド力があります。
1924年創業、広島に本拠を置く作業服・ユニフォームの総合メーカー。建設・土木・製造・サービス業向けの作業服を中心に、防寒ウェア・セーフティシューズ・雨具なども展開しています。自社ブランド「自重堂」のほか、機能性・デザイン性を重視した「WWS」「Jawin」など複数のブランドを持ちます。
創業100年を超える老舗ながら、財務体質は別格で自己資本比率90.9%・有利子負債ほぼゼロ。ただし、2025.06は売上・利益ともに大幅に落ち込んでおり、2026.06の回復予想が実現できるかが注目ポイント。2025.06は創業100周年記念配当100円を含む年間1,200円配当という大盤振る舞いでした。
株価 配当金 セクター
- 株価:10,180円(2026年4月9日時点)
- 配当金:500円(2026.06予想)
- セクター:繊維製品
2025.06の1,200円(記念配当込み)から500円へと大幅に見えますが、記念配当100円を除いた実質は600円→500円への小幅な修正です。
配当利回り 配当支払い月
- 配当利回り:4.91%
- 配当支払い月:3月・9月
長年4〜6%台をキープする安定した高配当株。3月・9月の年2回受け取りサイクルです。
売上推移
| 年度 | 売上高 |
|---|---|
| 2023.06 | 177億円 |
| 2024.06 | 169億円 |
| 2025.06 | 149億円 ↓ 大幅減収 |
| 2026.06(予) | 160億円 |
2025.06は前年比約12%の減収と厳しい数字。作業服市場の競争激化や建設・製造業の需要停滞が影響しています。2026.06は160億円への回復を予想していますが、2023.06のピークにはまだ届かない見通しです。
利益推移
| 年度 | 営業利益 | 純利益 |
|---|---|---|
| 2023.06 | 30.9億円 | 24.6億円 |
| 2024.06 | 26.1億円 | 20.2億円 |
| 2025.06 | 14.5億円 ↓ | 11.3億円 |
| 2026.06(予) | 18.0億円 | 13.5億円 |
営業利益は2年で半分以下に。売上の落ち込みに固定費が重なり、利益率も大きく低下しています。2026.06は回復方向ですが、全盛期の水準への道のりはまだ遠い状況です。
EPS
| 年度 | EPS |
|---|---|
| 2023.06 | 851.8円 |
| 2024.06 | 699.3円 |
| 2025.06 | 391.6円 |
| 2026.06(予) | 468.4円 |
EPS468円に対して配当500円。配当性向が100%を超える計算になっており、2026.06も内部留保からの補填が続く見通しです。ただし純資産381億円という豊富な蓄えがあるため、即座の危機にはなりません。
ROE
| 年度 | ROE |
|---|---|
| 2024.06 | 5.34% |
| 2025.06 | 2.95% |
| 2026.06(予) | 3.57% |
純資産の厚さゆえにROEは低め。財務健全性と収益効率のトレードオフが数字に表れています。
PER & PBR
- PER:17.78倍
- PBR:0.77倍
PBR0.78倍と純資産を下回る水準で取引されており、解散価値以下という意味でバリュー株的な魅力があります。PER17倍はやや高めに見えますが、業績低迷期の数字であることを考慮する必要があります。
総資産 & 純資産
| 年度 | 総資産 | 純資産 |
|---|---|---|
| 2023.06 | 422億円 | 371億円 |
| 2024.06 | 416億円 | 383億円 |
| 2025.06 | 420億円 | 381億円 |
総資産に占める純資産の割合が90%超という圧倒的な財務構造。業績が多少落ちても、この分厚い純資産が配当の盾になっています。
自己資本比率
| 年度 | 自己資本比率 |
|---|---|
| 2023.06 | 87.7% |
| 2024.06 | 92.1% |
| 2025.06 | 90.9% |
90%前後を安定してキープ。繊維製品業界でこの数字は際立っており、財務的な安心感は非常に高いです。
有利子負債
有利子負債はほぼゼロの実質無借金経営。借入コストを一切払わず、稼ぎをそのまま株主に還元できる体質です。
1株配当推移
※2018年1月1日に5株→1株の**株式併合(1:0.2)**を実施。以下は全て現在ベース。
| 年度 | 期末 | 合計 | |
|---|---|---|---|
| 2019.06 | 300円 | 300円 | |
| 2020.06 | 300円 | 300円 | |
| 2021.06 | 300円 | 300円 | |
| 2022.06 | 300円 | 300円 | |
| 2023.06 | 500円 | 500円 | |
| 2024.06 | 500円 | 500円 | |
| 2025.06 | 600円 | 600円 ← 創業100周年記念配当100円含む | |
| 2026.06(予) | 500円 | 500円 |
2023.06に配当方針を修正して大幅増配。2025.06は創業100周年記念配当100円を含む特別な年でした。2026.06予想500円は記念配当を除いた実質ベースでは「600円→500円」の小幅減配です。
配当利回りの推移
| 年度 | 配当合計 | 配当利回り |
|---|---|---|
| 2019.06 | 300円 | 4.24% |
| 2020.06 | 300円 | 4.88% |
| 2021.06 | 300円 | 4.24% |
| 2022.06 | 300円 | 4.72% |
| 2023.06 | 500円 | 5.63% |
| 2024.06 | 500円 | 4.52% |
| 2025.06 | 600円 | 6.30% |
| 2026.06(予) | 500円 | 4.91% |
一貫して4〜6%台を維持。業績の良し悪しに関わらず高利回りをキープしてきた実績は、配当投資家にとって信頼の証です。
配当性向
| 年度 | 配当 | EPS | 配当性向 |
|---|---|---|---|
| 2023.06 | 500円 | 851.8円 | 58% |
| 2024.06 | 500円 | 699.3円 | 71% |
| 2025.06 | 600円 | 391.6円 | 153% |
| 2026.06(予) | 500円 | 468.4円 | 107% |
2025年は配当性向が100%を大幅に超過。純資産381億円の厚い内部留保で補っている状況です。2026.06予想でも107%と依然EPSを上回っており、業績回復が急務です。
自社株買い
2015〜2017年に合計約12億円規模で積極的に実施。その後は少額の取得(100〜300万円程度)が散発的に行われており、現在は配当による株主還元が主軸です。
まとめ
1924年創業、100年を超える老舗の作業服メーカー。自己資本比率90%超・実質無借金という財務体質は文句なしで、PBR0.78倍と純資産割れで取引されているバリュー株でもあります。2023.06の配当方針修正以降は1株500の高配当を実施。一方で業績は2023.06をピークに売上・利益ともに下降トレンドで、EPS500円以下に対して同水準の配当を出し続けており、業績の早期回復が最大の課題です。創業100年を超えて蓄えた財務の底力は本物ですが、作業服市場の競争激化という逆風をどう乗り越えるか、次の数期が正念場です。とはいえ、常に高い配当利回りを持つので、ここから利回りが上がるなら購入を考えていきたい。
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